6月11日は「国立銀行設立の日」

1873年、明治政府のもとで日本初の国立銀行が設立されたのがこの日。通貨や制度が整えられていったこの時代、暮らしの土台も少しずつ形になっていきました。現代の私たちにとって“暮らしの基盤”といえば、やはりキッチン。日々の食事を支える場所であり、生活の中心とも言える空間です。

今日はその中でも**キッチンボード(食器棚)**に焦点を当てて、「どれくらいのサイズがちょうどいいのか?」をライフスタイル別に考えてみます。

そもそもキッチンボードって何?

キッチンボードとは、キッチンまわりの収納家具のこと。レンジや炊飯器などの家電を置くカウンター部分と、上下に収納スペースがついた一体型の家具が一般的です。

主な役割は以下の通りです。

  • 電子レンジや炊飯器、トースターなどの置き場
  • 食器や調理器具、ストック食品の収納
  • キッチンまわりの作業補助スペースの確保

しかし、間取りや生活スタイルによって「何をどこまで置くか」は大きく変わります。それに応じて、必要なキッチンボードのサイズ感もまったく違ってくるのです。

自分に合ったサイズは?ライフスタイルで考える

キッチンボードのサイズを考える際、大きく関わってくるのは**「何を置くか」「キッチン自体の広さ」**です。ライフスタイル別に必要なサイズ感を考えてみましょう。

単身〜2人暮らし(省スペース・ミニマム派)

  • 使用家電:電子レンジ、炊飯器、電気ケトル
  • 食器量:2〜3人分、来客用は最低限
  • その他:調味料やパスタなどのストック少量

この場合、幅90〜120cm程度のコンパクトサイズでも十分機能します。引き出しと扉収納をうまく活用することで、ワンルームや1DKの限られた空間でも、すっきりとまとめることが可能です。

ファミリー世帯(家電しっかり派)

  • 使用家電:レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトル、ホームベーカリーなど
  • 食器量:家族4人分+お客様用
  • その他:食材ストック、弁当箱、子ども用グッズ

この場合は幅140〜180cm程度のゆとりあるサイズが理想。家電が増える分、蒸気対策やスライド棚の配置も重要になります。ただし、180cmを超えるサイズは設置場所・搬入経路・圧迫感の面からも現実的ではない場合がほとんど。実際に店頭でも1800mm超のモデルは限られており、注文対応が必要になるケースもあります。

設置前に考えるべきこと:空間との関係

キッチンボードは「収納」と「作業性」だけで選ぶと失敗することも。設置する空間とのバランスが重要です。

備え付け収納の有無

新築やリノベ済み物件では、あらかじめ食器棚やパントリーが備え付けられていることがあります。その場合、あえて大型キッチンボードを置く必要はなく、レンジ台+収納ワゴンの組み合わせなど、可動性のあるレイアウトも検討対象になります。

キッチンの構造(壁付け/対面型)

  • 壁付けキッチン:背面にキッチンボードを置くスペースがあるか要確認
  • 対面型キッチン:後方に十分な通路幅を確保できるかが鍵

特に対面キッチンでは、人が通れるだけの動線(最低60cm)+家電の開閉スペースが必要です。奥行き45cm以上のキッチンボードを選ぶ際は、通路が確保できるかを実寸で測るようにしましょう。

窓の位置・コンセントの位置

意外と見落とされがちなのが、窓とコンセントの干渉です。特に高さ180cm以上の食器棚を置く場合、窓をふさいでしまったり、コンセントが使えなくなったりすることがあります。

また、「ここに置けるはず」と思っても、実際は梁や出っ張り、冷蔵庫との干渉なども含めて、設置は難航することがよくあります。幅・奥行・高さ・通路の全てを現地で確認しましょう。

キッチン家電の「数」と「居場所」を整理する

収納量に直結するのが、家電の数と種類。意外と置き場所に困る家電もあるので、あらかじめ「使っている/使っていない」を分類しておきましょう。

よくある家電リスト

  • レンジ・オーブンレンジ(1台で完結するかどうか)
  • 炊飯器(スチーム逃しスペースが必要)
  • トースター(パン派なら毎朝稼働)
  • 電気ケトル・コーヒーメーカー
  • ホットプレート・たこ焼き器(収納の盲点)
  • 精米機・ホームベーカリーなど(使用頻度は?)

それぞれの家電に対して、**「使う頻度」「調理時の動線」「蒸気・熱の対策」**を考えながら配置を決めるのがコツです。

よくある相談:サイズは合ってるのに使いにくい

家具選びの現場で多いのが、「数字では収まるけど、暮らすと窮屈」というケース。特にキッチンボードは奥行き・高さがあり、実物の存在感が予想以上になることもしばしばです。

キミドリのスタッフが相談を受ける際には、寸法のチェックだけでなく、家電の蒸気対策や作業時の動きやすさ、通路の確保まで丁寧に確認しています。ときには「このサイズは入りますが、暮らすにはしんどいかも」というアドバイスをすることも。

見た目や収納力に惹かれて選んでも、実際に使うのは毎日。だからこそ、現実のキッチンと生活動線を思い浮かべて選ぶことが何より大切です。

置けるかどうか、より「使いやすいかどうか」

キッチンボード選びは、単にモノを入れるためではなく、暮らしをスムーズに支える道具選びです。特に幅180cm以上の大型タイプは、サイズよりも生活空間との相性が問われます。

  • 自分のキッチンに備え付けの収納はあるか?
  • 何種類の家電をどこまで使っているか?
  • 窓や通路と干渉しないか?
  • 家族が同時にキッチンに立つ頻度は?

これらを具体的に想像することで、今の自分にとって最適な一台が見えてきます。

収納力だけでなく、動きやすさ、暮らしのテンポまで左右するキッチンボード。選ぶときは“置けるか”ではなく“心地よく使えるか”を基準にしてみてください。

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