4月19日は『地図の日』。伊能忠敬が最初の測量を始めた日だそうです。
歩いて、測って、描いて──そんな地道な積み重ねで日本中の地図が出来上がったというのは、現代ではなかなか想像しにくい話。
でも、見えている“全体”を正しく捉えるためには、目立たない“部分”を丁寧に見ることが重要って意味では、家具も似ているのかもしれません。


手が触れる場所って、意外と印象を左右する

家具選びの基準として、デザインやサイズ、色や価格を重視する人は多いと思います。
でも今回はあえて“手に触れる部分”という視点で考えてみましょう。
つまり、取っ手、アーム部分、天板、背もたれなど、直接肌に触れるポイントです。
このニッチすぎる選び方、実はかなり奥が深いです。


無意識に記憶される“手触り”

たとえば、木製のチェアのアーム部分。
乾燥した無垢材の質感はさらっとしていて落ち着くし、逆にオイル仕上げのものはぬくもりが残るような感覚もある。
レザーやファブリックなら、手のひらに吸いつくようなやわらかさだったり、ちょっとしたざらつきだったり。
これ、椅子に座るたび、毎回無意識に手で確認してる人、意外と多いです。

取っ手も侮れません。ツルッとした金属の冷たさが無機質で格好よかったり、陶器のノブの温もりがアンティーク感を演出したり。
引き出しや扉を開けるたびに手が触れるパーツですから、ここに気を使うだけで生活の“触覚体験”が変わります。


“今”の自分の手を想像してみる

たとえば帰宅直後、乾燥してガサついた手でソファに座るとき。
肘掛けが金属だったら冷たいな、とか。
逆に、夏場に汗ばんだ手で木製の背もたれを触ったときの、あの“ベタつきのなさ”が快適だったり。

季節、時間帯、家事の後、スマホを握った後…
手の状態ってけっこう変わるものです。
それに対して、家具の手触りがどう感じられるかをイメージできると、選ぶ基準は一段深くなります。


どんな家具に注目すべきか

  • ダイニングチェアのアーム:肘を置くだけでなく、椅子の出し入れでも触れる場所。ツヤのある塗装か、素朴な無垢材かで印象が大きく変わります。
  • デスクの天板:手を置く時間が長いので重要。ラミネートか、木目か、石っぽい質感か。ペンの走りやマウスの滑りにも影響します。
  • 取っ手やノブ類:タンス、チェスト、キッチン収納など、手が伸びる先にあるパーツ。デザインよりも握った時の“感触”を意識してみてください。
  • ソファやベンチのアーム部分:読書やリラックスタイムの相棒。ファブリックならカバーが洗えるかどうかも含めて考えると◎。

素材で印象は変えられる

木材、アイアン、ラタン、レザー、陶器、真鍮…。
どれを選ぶかで空間全体の雰囲気も変わりますが、それ以上に日々の快・不快を分けるのは“触れる部分”かもしれません。
ちょっとしたざらつきが心地よかったり、逆にストレスになったり。
そこに気づけると、家具選びはもう一段階楽しくなります。


触れることで、家具は“道具”から“パートナー”に変わる

長く使う家具であればあるほど、触れる部分の快適さは重要です。
これはスペック表にも、写真にも載っていない情報。
実際に触れて、しっくりくる感覚。それこそが「一生モノ」になるかどうかの決め手だったりします。

キミドリには、そういった“手触りのある家具”がたくさんあります。
新品にはない、ちょっと丸くなったアームの角。使い込まれた木の温度。
見た目だけじゃなく、触れて選ぶ。そんな視点で家具を見てみるのも、たまにはアリです。

キミドリ各店舗のインスタアカウントをチェック

ひとり暮らし向けのお手頃でコンパクトな商品から、ファミリー向けのメーカーモノのハイクオリティーな商品まで幅広い品ぞろえの学南町店!
2フロアで構成された店内は、1階と2階でまったく異なる雰囲気。色々なものに触れることのできる倉敷松島店!
尖りに尖ったラインナップで店内をくまなく楽しめる古道具キミドリ!

一般的なリサイクルショップとは一味違う
個性あふれる3店舗、ぜひお越しください!

公式LINEアカウントでLINE査定もしています

買取査定専用公式アカウントに写真を送っていただくだけで最短即日査定!
岡山県内は無料で出張買取いたします。
(一部例外あり)
出張買取の予約まで完結、あとは作業日を待つだけ!
もちろん査定のみのご利用もOK!
まずはお友だち登録よろしくお願いします!

友だち追加