フレームデザインが印象的な全身鏡を壁に立てかけたリビングルーム。グレーのソファとクッション、ラタンのサイドテーブルや観葉植物がナチュラルな雰囲気を演出。

松尾芭蕉が『奥の細道』へと旅立った日。
日常から少し離れることで見えるものがある、という発想。
それは、自分の姿を映す“鏡”にも、ちょっと似ている気がします。


全身鏡、なんとなくで選んでない?

身だしなみをチェックするためだけじゃない。
全身鏡は、空間の印象を大きく左右する家具のひとつです。
にもかかわらず、「サイズが合えばOK」「なんとなく立ててる」──そんな扱いをされがち。

でも実際は、鏡の種類・高さ・フレームの素材や太さによって、
空間の明るさも広さも、ぜんぶ変わります。

今回は「全身鏡を選ぶ」という行為の中に、
“空間を整える視点”を少しだけ入れてみようという提案です。


まずは種類から。設置タイプは主に3つ

▸ スタンドタイプ(自立式)

家具感があり、置くだけで成立する定番タイプ。
全身を映すだけでなく、空間のアクセントにもなります。

  • ✅ 設置が簡単で移動もしやすい
  • ✅ 壁を傷めない
  • ❌ 奥行きが必要、スペースに余裕がないと圧迫感あり
  • ❌ 掃除や模様替え時にやや邪魔になることも

おすすめの人: 模様替え好き・引っ越しが多い人・賃貸暮らし


▸ 壁掛けタイプ

省スペース性とインテリア性を両立できるタイプ。
“鏡を壁に飾る”という意識を持つと、一気に雰囲気が整います。

  • ✅ 部屋がスッキリする
  • ✅ 安定感がある・転倒リスクが少ない
  • ❌ 壁の素材や強度に左右される
  • ❌ 設置に手間がかかる(石膏ボードNGの場合も)

おすすめの人: 定住志向・部屋の印象を大切にしたい人


▸ 立てかけタイプ

近年人気の“抜け感重視”スタイル。壁にゆるく寄せるだけのラフな使い方。

  • ✅ ミニマルでこなれた雰囲気
  • ✅ 好きな場所に気軽に設置できる
  • ❌ 安定性に欠ける・地震時などは注意
  • ❌ 角度が固定されがち、歪みが出ることも

おすすめの人: ワンルーム・韓国風インテリア・撮影好きな人


フレームの素材で“印象”は一変する

同じサイズ・同じ形でも、フレームが違えばまったく別物。
全身鏡の印象は、**素材と“縁の太さ”**で決まります。

フレーム素材向いているテイスト特徴
ナチュラルウッド北欧、カフェ風、無印系あたたかくやわらかい印象
濃色ウッドヴィンテージ、和モダン落ち着いた雰囲気・高級感
アイアン・ブラックスチールインダストリアル、男前シャープで無骨、空間を引き締める
フレームレス・ミラーエッジミニマル、韓国インテリア圧迫感がなく、空間を広く見せる

設置場所で“空気”が変わる

  • 玄関: 最後のチェックポイント。鏡で光が入り、明るく感じる空間に
  • 寝室: 壁に馴染むカラーを選べば生活感が出にくく◎
  • リビングの一角: アートのように“見せる鏡”として飾ってもOK
  • クローゼットまわり: 機能優先で、姿勢が自然に映る角度を意識するのがコツ

中古で選ぶメリットもある

中古の全身鏡は、「このフレームどこで売ってるの?」というような、
今の流通では見ないサイズや装飾の掘り出し物が見つかることも。
多少のスレや小傷があっても、全体の味として馴染むケースも多いです。

“新しくてキレイ”だけじゃなく、“空間に合ってるか”を軸にしてみてください。


まとめ:鏡は、部屋と自分の“整え直し”に効く

全身鏡は、ただの道具ではありません。
空間の中での立ち位置・映り込み・存在感。どれも意外と大きい。

自分を映すための家具は、部屋を整える家具でもある。
そんな目線で、もう一度鏡を選んでみてください。

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