6月26日は“露天風呂の日”。古き良き魅力を見直してみよう

「ろ(6)てん(・)ぶ(2)ろ(6)」の語呂合わせから、6月26日は「露天風呂の日」。温泉文化の原点に立ち返るこの日、私たちの暮らしの中でも、古き良きものを見直す良い機会になるかもしれません。

今回取り上げるのは、古いけれど新しい「オールドタッパーウェア」。冷蔵庫内を効率よく整理できて、しかも彩りを加えてくれる存在として、再び注目が集まっています。

単なる保存容器の枠を超えたその魅力を、今回はしっかり掘り下げてみましょう。


オールドタッパーウェアとは?

アメリカ生まれの密閉容器ブランド「タッパーウェア」は、1946年にアール・タッパーによって開発されました。独自の密閉構造と耐久性、そして当時としては画期的なポップなカラーリングや成形技術によって、世界中の家庭に広がっていきました。

現在「オールドタッパー」と呼ばれているのは、主に1950〜80年代に製造された製品群。プラスチック製品が一般化し始めた黎明期のデザインや機能が凝縮されており、ヴィンテージファンからも根強い支持を集めています。


オールドタッパーの5つの魅力

1. 冷蔵庫のスペースを無駄にしない設計

現代の容器と比べても、堅牢で積み重ねやすく、冷蔵庫内での視認性も高い。サイズ展開が豊富で、同シリーズで揃えれば効率的に空間を活かすことができます。

2. レトロな色味と造形の美しさ

パステル系やビビッドなカラーが多く、キッチンを彩るアクセントとしても優秀。ボタンやツマミなどの装飾要素も絶妙で、現代のミニマルな製品にはない楽しさがあります。

3. しっかりした密閉性と使い勝手

片手で開閉できるスナップ式やスクリュー式の蓋。しっかり密閉しながらも扱いやすく、液体も安心して保存できます。

4. 割れにくく、長く使える素材

ポリプロピレンやポリエチレンなど、当時から耐衝撃性に優れた素材を使用。使用感が出にくく、長く使い続けることができます。

5. コレクターズアイテムとしての価値

すでに生産終了しているモデルも多く、状態の良いものはヴィンテージ市場でも高値で取引されています。色や形、ロゴの年代差で希少性が生まれることもあります。


オールドタッパーが似合う暮らしとインテリア

オールドタッパーは、実用性だけでなく空間に個性を添えるアイテムでもあります。どんなスタイルの空間にマッチするのか見ていきましょう。

  • カントリーやナチュラル系のキッチン
    木製の棚や素焼きの器との相性は抜群。使い込まれた感のある家具と合わせれば、統一感のある温かみのある空間になります。
  • ミッドセンチュリー系のレトロインテリア
    1960〜70年代のインテリアに憧れる人にとって、オールドタッパーはまさにその時代の名脇役。特にトレー型のアイテムは、そのまま見せる収納としても成立します。
  • 色使いが主役のPOP系スタイル
    赤・黄・緑などのビビッドカラーを主軸にした空間にも馴染みます。キッチンにオープンラックを設けて、色で遊ぶのも一つの手。

意外と知られていない、タッパーウェアの歴史と背景

実はタッパーウェアの普及には「タッパーパーティー」という販売方式がありました。家庭の主婦がホストとなり、近所の友人を招いて製品の紹介と販売を行う方式。いわば「昭和のメルカリ的コミュニティ販売」です。

この方式は、ただ製品を売るだけでなく、女性の経済的自立やネットワーク形成にも貢献したとされ、アメリカ社会においては一つのムーブメントにもなりました。


現代の保存容器とどう違うのか?

項目オールドタッパー現代の保存容器
密閉力高い(スナップ式・スクリュー式)製品によって差が大きい
耐久性高い。割れにくく長持ち軽量だが壊れやすいものも
デザインレトロで装飾性ありミニマルで機能重視
素材厚みがあり安心感ある質感薄手で軽量な傾向
価格状態によりプレミア価格安価で手に入りやすい

使いやすさだけを取れば現代の容器も進化していますが、「モノとしての愛着」や「置いておくだけで嬉しい」という感覚は、オールドタッパーに軍配が上がる場面も多いです。


愛用している有名人やカルチャーとの接点

近年では、ライフスタイルにこだわりを持つ著名人やインフルエンサーの間で、オールドタッパーが再評価されています。

  • インスタグラムでのヴィンテージキッチン特集
    北欧インテリアを取り入れたスタイリストや料理家たちが、こぞってオールドタッパーを使った冷蔵庫収納を紹介。
  • 一部のアーティストによるリユース・カスタム化
    ステッカーでデコレーションしたり、棚に飾るだけの“使わないタッパー”としてアート扱いする人も。
  • ドラマや映画での小道具としての登場
    昭和レトロを再現した映像作品では、冷蔵庫の中にそれっぽくタッパーが入っているシーンがさりげなく使われることも。

キミドリでも見かけることがあるかも?

岡山県内で展開するリユースショップ「キミドリ」でも、たまに状態の良いオールドタッパーが店頭に並ぶことがあります。

見つけたらラッキー。見た目だけで選ぶのもよし、冷蔵庫の整理整頓を見越してサイズで選ぶもよし。現代の家電や雑貨と組み合わせて、新旧ミックスの暮らしを楽しんでみてください。

オールドタッパーは、単なる“古い保存容器”ではありません。使いやすさと美しさ、そして時代を超えた機能美を兼ね備えたアイテムです。

今あるものをただ使うだけでなく、「どんな道具を選ぶか」「どう暮らしたいか」という価値観ごと形にできる存在。それが、オールドタッパーというプロダクトの魅力です。

あなたのキッチンにも、ちょっとだけ“過去からの贈り物”を加えてみませんか?

※画像出典『ZOOM LIFE』:https://zoomlife.tokyo/mono/523

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