
4月12日は「世界宇宙飛行の日」。
人類が初めて宇宙に飛び出した記念日です。
ガガーリンの「地球は青かった」はあまりにも有名ですが、
今日ご紹介するのは、もっとずっと小さな話。
手のひらサイズの“印判皿”についてです。
印判皿ってなんだ?
印判とは、器に絵柄を転写する技法のこと。
手描きではなく、型紙や銅版、ゴム印などを使って模様を写します。
江戸末期から明治・大正にかけて広く普及した、いわば“当時のプリント技術”。
型紙を用いた「型紙印判」、銅板で模様を刷る「銅版転写」、
ポンと押す「ゴム印」など、技法はさまざま。
いずれにしても、今の精密な印刷とは違って、かすれやズレが生まれやすい。
でもそれがいいんです。
同じ柄でも、刷りの位置が微妙にずれていたり、色ムラがあったり。
量産品なのに一点モノみたいな表情がある。
そんな“ちょっと不器用”な器に、妙な愛着が湧いてきます。
普段使いにちょうどいい理由
印判皿は、華美すぎず地味すぎず。
漬物をのせたり、薬味皿にしたり、ちょっとしたお菓子を出したり。
どんな場面にもすっと馴染む万能選手です。
しかもサイズ感がちょうどいい。
一枚で使うのもよし、いくつか並べて使うのもよし。
余白を楽しむ器とも言えます。
生活にすっと溶け込む“和のポップ”
模様のモチーフは、松竹梅や唐草、市松や青海波などの伝統柄から、
洋風のアールヌーヴォー風デザインまで実に多彩。
明治・大正の時代背景がそのまま絵付けに現れていて、
和と洋が混ざった独特の“和のポップ”感があります。
現代の器やカトラリーと合わせても違和感が出にくいのは、
そうした懐の深さがあるからかもしれません。
キミドリの印判皿は“使える骨董”
古い器と聞くと、飾るもの・しまっておくものという印象があるかもしれません。
でも、キミドリにある印判皿はすべて「使える」もの。
日常に取り入れてこそ価値が出る、そんなうつわたちです。
価格はおおよそワンコイン前後から。
気軽に始められるのも嬉しいところです。
ちょっとした知識と、ちょっとのセンスで
印判皿を選ぶときに、正解はありません。
ちょっとした色や模様の違いが気に入ったり、手に取った瞬間の感触で決めたり。
むしろ“理由のない好き”こそが、良い選び方だと思っています。
そして、組み合わせ次第で食卓の雰囲気もがらりと変わります。
モダンなテーブルに、明治の印判皿。
そんなギャップが、思いがけず居心地の良さをつくってくれたりします。
ひと皿から広がる世界
生活の中に、歴史や文化がふっと入り込む感覚。
印判皿には、そんな不思議な力があります。
キミドリには明治〜大正期の印判皿が豊富に揃っています。
しかも日々入れ替わるので、訪れるたびに新しい出会いがある。
「ちょっと気になる」をきっかけに、
あなたの食卓に小さな物語をひとつ加えてみてください。
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