古い椅子を補修している様子

5月29日は「呉服の日」

“着るもの”が体にフィットしてこそ美しいように、
“座るもの”も安定していてこそ安心感があります。

でも現実には、椅子のグラつきって意外と多い。
ガタガタするけど「まぁ使えるか」と放置している人も多いのでは?

今回は、椅子のグラつきに対して、どこまでDIYで直せるか?
その見極めと具体的な方法を、素材や状態ごとに整理してみます。


グラつき=構造トラブルのサイン

椅子がガタつく主な原因は、以下のようなものです。

  • 接合部のゆるみ(木の痩せ・接着剤の劣化)
  • ビスやネジの緩み・抜け
  • パーツのひび割れ・欠損
  • 脚の長さの不均衡(使用による摩耗や変形)

一見、同じように見えるグラつきでも、直せるかどうかは「原因と構造」しだいです。


直せるグラつき:DIYレベルで対応可能

● 木の収縮・接合部のゆるみ

無垢材や集成材の椅子によくあるパターン。
木が痩せてジョイント部分が緩んでいるだけなら、比較的簡単に直せます。

方法例:

  • 一度ジョイントをばらして、木工用ボンド+木くずや木の粉で充填
  • 固定後はしっかりクランプして乾燥(最低一晩)
  • 木ダボが抜けている場合は、新しいダボに交換も検討

● ネジやビスの緩み

フレーム構造の椅子や金具付きチェアに多いケース。

方法例:

  • 既存のビス穴が痩せているなら、木の楊枝+ボンドで穴埋め→再ビス止め
  • ビスが効かない場合は、斜め方向から追加ビスで固定力を高める

● 脚の長さの不均衡(摩耗・変形)

片方の脚がすり減って短くなっているだけのパターン。

方法例:

  • フェルトシートを貼って高さ調整
  • 木製なら、同素材の端材をカットして“継ぎ足し”も可能(要接着+固定)

DIYでは難しい or プロに任せるべきケース

✖ 脚が折れている

表面の割れでなく、“構造的に支える部分が完全に断裂している”場合。
補強や継ぎ足しは難しく、強度が保てません。

プロに補修依頼 or 買い替え・パーツ交換が現実的

✖ 反りやねじれが構造全体にある

経年変化や湿度でフレーム自体がゆがんでいる場合。
ネジ止めしても根本解決にならず、無理に直すと破損の原因に。

フレーム調整やパーツ再接着など、専門的な作業が必要

✖ 張り地やクッションにまで歪みが影響している

ガタつきが座面全体のバランスに影響しているようなケースでは、構造補正+張り替え作業が必要になることも。

DIYで対応しきれない範囲。要リペアショップ相談。


見極めのポイント

状況DIYで直せる?判断の目安
木の接合部がカタカタする接着・補填で安定する可能性大
ネジが空回りする穴埋め→再ビス止めが有効
脚が削れて短くなったシート補正や継ぎ足しで対応
脚が折れている強度回復が難しい。要交換か補修依頼
フレーム自体が歪んでいるDIYでは修正不能な場合が多い

まとめ:手をかけるか、手放すかの判断軸

椅子のグラつきは、小さなストレスの積み重ね。
気になったタイミングで「直せるか/直せないか」を判断できれば、
使い続けるのか手放すのか、気持ちよく決めることができます。

  • 木の痩せ → ボンドと木くずで補修
  • ネジ緩み → 穴埋め+再固定 or 追加ビス
  • 完全破損 → プロに相談 or 処分検討

キミドリでは、買取の際にも「グラつき」の有無はチェックポイントの一つです。
でも、「直せるグラつき」は買取対象になる可能性も全然あります
自分で直せそうな範囲かどうか、まずは一度じっくり観察してみましょう。

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