味のある古材のベンチとログハウス調の古民家

5月31日は「古材の日」

“5=こ”“3=ざ”“1=い”の語呂合わせから生まれたこの日は、
時間を経た木材=**古材(こざい)**の価値に注目する日です。

新品にはない風合いや、長く生きた証のような傷跡。
それは単なる「使用済みの木材」ではなく、過去と現在をつなぐ素材とも言えるかもしれません。

古材をどう活かすかは、センス次第。
今回は、そんな古材(木材)を暮らしの中でどう使えるかを、いくつかのパターンに分けてご紹介します。


古材=ただの“使い古し”ではない

建物の解体や家具の再構築などで出た古材。
ひと昔前は「処分対象」だったものが、今では味のあるインテリア素材として人気です。

  • 節や割れ、虫食い跡も「表情」として残っている
  • 色味が褪せて落ち着き、周囲と馴染みやすい
  • 樹種によっては、現行品では手に入りにくい木材も

こうした特性から、DIY愛好家や空間デザインの分野で素材としての価値が再発見されています。


活用①:DIY素材としての古材

手を加えて新しいアイテムに生まれ変わらせる使い方。
加工しやすく、独特の風合いが最初からあるのが古材の魅力です。

● 人気のある使い方例

  • 棚板や壁面パネル:厚みや節があるものほど空間に表情が出る
  • 小型のテーブル天板:アイアン脚と組み合わせると映える
  • カッティングボード風のトレイ:焼印や削り出しでアレンジ

加工前にサンダーで磨いてから、ワックスやオイルで仕上げるだけでも立派なアイテムに。


活用②:素材そのまま“オブジェ”として飾る

削ったり切ったりせず、そのまま使う方法もおすすめです。
経年変化で生まれた“木肌の魅力”を活かすのがポイント。

● たとえばこんな活用法

  • 小口を上にしてブックエンドに
  • 玄関先に置いて植物の台として
  • 照明と組み合わせて間接照明の台座に

ワンポイントにするだけで、空間に「温度」が加わります。


活用③:小物置き・実用品としての再利用

ちょっとした加工で、実用的なアイテムにもなります。

  • ペン立てやスマホスタンド:ドリルで穴を開けるだけ
  • アクセサリートレイ:浅く彫る or 縁をつけるだけで完成
  • 鍋敷きやコースター:耐熱性のある樹種なら実用性も十分

いずれも道具は最低限でOK。手作りの良さと素材の魅力、両方を感じられる使い方です。


古材を使ううえでの注意点

  • 表面がザラついている場合は、軽く研磨してトゲ防止
  • 古い釘や金属が残っている場合は、マグネットや目視でチェック
  • 虫食い跡が気になるときは、中性洗剤+乾燥で対応(稀に殺虫処理が必要)

また、古材のまま使う=清潔でないというイメージもありますが、
しっかりメンテすれば新品にはない“余白”を楽しむことができます。


「使い捨てない暮らし」が生む価値

古材活用の根底にあるのは、「捨てない」という姿勢。
手間をかけて活かすことで、素材も、自分の生活も、少しだけ深みを増していきます。

  • 古材を選ぶことは、資源を無駄にしない選択
  • 作ったものに使い続ける喜びが生まれる
  • 何より、時間を経たものを“再評価”する感性が育つ

こうした考え方は、モノの寿命を延ばすだけでなく、
暮らしそのものに**「ていねいさ」**を取り戻すきっかけになるかもしれません。


古材に新しい命を吹き込む楽しさ

古材は、過去を背負ってやってきた素材。
そこに自分なりのアイデアや手を加えることで、
今の暮らしにぴったりのモノへと生まれ変わります。

  • DIYに
  • オブジェに
  • 実用品に
  • あるいはそのまま置くだけでも

新品にはない味、再生された物語。
5月の終わり、次の季節に向けて、“古い木”と一緒に、新しい時間をつくってみませんか?

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