黄色い空間に映える白いペンダントライト

6月1日は「写真の日」

1841年、日本で初めて写真が撮影された日。
光と影を記録する技術の始まりは、モノの“存在感”を引き出すことでもありました。

インテリアにおいても、“光”を活かす工夫はとても大切。
その中で注目したいのが「白」という色の持つ力です。

白といえばベースカラーのイメージが強いですが、あえて挿し色として使うことで、空間に抜け感や緊張感を加えることができます。
今回は、「挿し色としての白」という少しユニークな視点から、空間づくりを考えてみましょう。


白を挿し色に使うってどういうこと?

「挿し色」といえば、赤や青、黄色といったビビッドな色を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は白も“色”として強く作用する要素なんです。

  • 無彩色だからこそ、周囲の色を引き立てる
  • 目立たないようで、逆に浮かび上がる
  • 明るさと清潔感を加えながら、“存在感”を与える

特に、木目やグレー、ブラック、アースカラーなどでまとめた空間に白を挿し込むと、視覚的なリズムや緊張感が生まれます。


白が合わない空間など、ほぼ存在しない

白は、実は最も「空間を選ばない色」でもあります。

● 合わせやすい代表例

  • 北欧ナチュラル系:木の柔らかさを引き締める役割に
  • インダストリアル系:鉄やコンクリに抜け感をつくる
  • 和モダン系:漆黒や木目に添える白が美しいコントラストを生む
  • ヴィンテージ・レトロ系:くすんだ色合いの中で清潔感を演出
  • シンプルモダン系:無機質な構成の中でラインとして活躍

つまり、白は“中和”にも“強調”にも使える色
どんな空間にも入り込み、きちんと機能する頼もしい存在です。


挿し色としての“白”が映えるアイテムたち

空間にちょっと白を足すだけで、雰囲気は大きく変わります。
ここでは具体的なアイテム例をいくつか紹介します。

● クッション・ラグ・ブランケット

ベースカラーが重ためのソファなら、白系のファブリックを添えるだけで一気に軽やかに。
編み模様があるタイプなら、素材感まで引き立ちます。

● セラミックの花瓶やオブジェ

グレーや木製家具の上に置く白い花器は、とても映えます。
マットな陶器なら柔らかく、ツヤ感のある磁器ならシャープに見せられます。

● ペンダントライトやシェード

黒や真鍮の配線・器具と組み合わせて白を使うと、光源そのものが浮かび上がって感じられる視覚効果が出ます。

● アートフレーム(マット白)

モノトーン空間にはとくに効果的。額縁の内側や余白を“白”にすることで、全体が締まります。

● 家具の一部に白を混ぜる

脚だけ白いチェアや、天板だけ白いテーブルなど。
全体ではなく**“部分的に白”を取り入れる**ことで、構造的なアクセントとして機能します。


使いすぎに注意。白は“線”や“光”として意識する

白は面積が増えるとベースになりすぎて、挿し色としての効果が薄まります。
あくまで、「間を抜く」「目線を集める」目的で使用するのが◎。

  • 色ではなく**“線”として意識する**(白い縁、フチ、脚)
  • もしくは**“光を受ける面”として設計する**

白は反射率が高いため、光源が当たる部分に配置すれば、
自然と視線が引き寄せられ、空間の明るさにもつながります。


まとめ:白は“背景”じゃなく“効果”で使う

白をただの無色背景としてではなく、意図的なアクセントとして使うと、空間に奥行きが生まれます。

  • 視線を集める“差し込み”として
  • 空間の“リズム”をつくる線として
  • 色が多い空間を“整理”する余白として

白は、派手さはなくとも、空間を整える力のある色です。
あえて「白を挿す」という発想で、いつもの部屋にひと工夫加えてみませんか?

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