
5月21日は「小学校開校の日」
1872年、日本で初めての小学校制度が始まった日。
教室の入り口にかけられた“のれん”を思い浮かべる人は少ないかもしれませんが、かつての日本家屋や商家では、部屋と部屋のあいだや出入り口に「のれん」が自然と使われていました。
今回は、そんな「のれん」の話。
見た目のアクセントだけじゃない、暮らしに効く使い方と、おすすめの種類をご紹介します。
のれんの役割、こんなにあります
のれんの主な役割は「仕切り」「目隠し」「日除け」などですが、それだけではありません。
素材や柄、形状によって、空間の雰囲気をがらりと変える“デザインパーツ”としての魅力もあります。
- 部屋を完全に仕切らずに、空間に“ゆるやかな境界”を作れる
- 揺れによって風の流れが感じられ、空気感が軽くなる
- 軽くて取り外しやすく、洗濯や模様替えも簡単
- 柄や素材で、和・北欧・エスニックなどテイストを自在に演出
とくにエアコンを使う季節には、風の通り道を遮らず、冷気を逃がさないという面でも便利。
カーテンよりも手軽で、ロールスクリーンよりも柔らかい——のれんはまさに“ちょうどいい仕切り”です。
代表的なのれんの種類
● 綿・麻素材のれん
和室やナチュラルな空間に合うスタンダード。
透け感のある生地なら視線をほどよく遮りつつ、圧迫感はなし。
染めや織りの柄も多く、選ぶ楽しさがあります。
● 刺繍・パッチワークのれん
一点モノ感のあるデザインで、玄関やキッチンにも使いやすい。
視線を集める場所にかければ、それだけでインテリアの主役に。
● 現代風のプリントのれん
北欧柄、アート柄、アニマル柄など、和のイメージを超えたのれんも多数登場。
子ども部屋やワンルームの間仕切りにもおすすめです。
● 玉のれん
ビーズやウッドボールなどが連なってできた、のれんの進化版。
風に揺れるたびにシャラシャラとやさしい音が鳴るのが特徴で、感覚に訴えかけてきます。
どこに使う?
のれんは「どこにでも使える」からこそ、使い方の工夫で印象が大きく変わります。
- 玄関とリビングの間に
冷暖房効率をキープしながら、来客時の視線もさりげなくカット。 - キッチンとダイニングの間仕切りに
生活感を隠しつつ、料理中の熱やにおいもある程度シャットアウト。 - 洗面所や脱衣所の入口に
ドアがない場所にも、さっと掛けるだけで視線をコントロール。 - ワンルームのベッドまわりに
空間を仕切ることで、生活にメリハリが生まれます。やわらかな揺れで圧迫感もなし。
音まで楽しめる「玉のれん」
のれんといえば布のイメージが強いかもしれませんが、ぜひ一度試してほしいのが「玉のれん」。
細かく連なったウッドビーズやアクリルビーズが、風に揺れるたびにかすかに音を鳴らします。
この音が、予想以上に心地いい。
部屋に風が通った瞬間や、誰かが出入りしたときに聞こえる「シャラシャラ…」という音が、暮らしにリズムを与えてくれます。
さらに、視覚的にも独特の抜け感があり、布とは違った軽やかさを演出してくれます。
ナチュラル系、ボヘミアン系の空間とはとくに好相性です。
まとめ:ゆるく仕切って、心地よさを足す
のれんは、空間を“きっちり区切らない”ための道具。
だからこそ、気持ちや視線に「抜け」をつくってくれる存在です。
布のれんで空間を整えるのも良し。
音の演出まで楽しめる玉のれんで、感覚に響く仕掛けを加えるのも良し。
のれんは、ちょっとした工夫で暮らしの雰囲気をガラッと変えてくれるアイテム。
模様替えや夏の準備の第一歩に、ぜひ取り入れてみてください。
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